あいスポ|スポーツ体験ブログ

  • 【守屋ユウの最初は漫画で好きになった】 第5回 しゃにむにGO

  • 2016/10/28
  • 読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋!!!
    日中も涼しい日が増えて、野外のスポーツも大分快適な時季となってきましたね!(*・ω・*)
    読書の秋、ですが、私守屋は年中漫画に夢中です!(`・ω・)
    365日、漫画を読まない日は無い!と言えるほど夢中です!(`・ω・)

    さて、私にとっての漫画と同じように、今回取りあげるのは年中皆さんを夢中にさせているスポーツのひとつ!!
    世界ランク4位にまで登り詰めた錦織圭選手、更に女子の新生プレイヤー・大坂なおみ選手にも注目をしている方も多いかと思います!
    そう!今回のスポーツは「テニス」です!(●*`・∨・)

    テニス漫画も数多くありますが、私はこれをぜひご紹介したい!!
    羅川真里茂先生作
    『しゃにむにGO』!

    第1回から4回まで少年漫画や青年漫画をご紹介しましたが、今回は少女漫画!!
    「熱く!」「泣ける!!」テニス漫画です!!!
    そして「恋愛」もテーマのひとつとなっております!(*・ω・)
    「えー…恋愛…?」と思われた方!
    いやいやいやいや!とにかく読んでみてください!!
    こんなに夢中になって、こんなに気持ちを昂らせて、こんなに主人公や他のキャラクターを応援してしまう漫画なんてそうそう出会えませんから!!!

    あらすじは
    「主人公、伊出延久は陸上ジュニアでは敵無しの若きホープとして陸上界で名を馳せていた。
    このまま陸上の有名高校へと進学する、と誰もが思っていた頃、伊出は学校の帰り道に運命的な出会いをする。
    高架下で寝ていた少女・尚田ひなこと、その尚田が練習していたテニス。
    その二つに魅せられた伊出は少女を追いかけて「幕ノ鎌高校」へと進学を決める。
    同じく新入生の滝田留宇衣は日本テニス界で注目されるほどのジュニア選手だった。
    しかし、試合の最中どうしても気持ちが熱くなりきれず、結果が出せないことにもがき苦しんでいた。
    父親の転勤をきっかけに選手登録していたテニスクラブを辞めることとなった滝田だったが、
    プロのテニスプレイヤーになることを諦めきれず、幕ノ鎌高校のテニス部へと入部する。
    そこで出会った伊出と滝田。
    この二人が弱小幕ノ鎌男子テニス部を変えていくこととなる」、といった感じです!!
    全32巻の羅川先生による熱い青春テニス漫画!!

    この漫画、ヒロインのひなこがすごく可愛いのです…!!
    伊出には、年上として、テニスの先輩として、お姉さんのような立場のひなこなのですが
    次第にたくましくなっていく伊出に見せ始める弱さや悩み。
    そしてそれを受け止めて少しずつ少しずつ無意識にでも暖かく優しい言葉でひなこの心を救っていく伊出。
    話が進むほど、どんどん年相応になっていくひなこがとても可愛いのです…!すごく可愛い…!
    スポーツを通して分かち合える悩みや、何も知らないからこそ軽くしてあげられる不安、純粋で素直で子供っぽいからこそ真っ直ぐで暖かい気持ち
    ひなこが伊出に救われていくのと一緒に、伊出もひなこにパワーをもらえる
    早くこの子達を幸せに…!と願わずにはいられない…!!

    これはテニスに詳しくない、という方も、少女漫画にはなかなか手を伸ばさない、という方も、実際に読んでいただきたい青春とテニスが熱い漫画なのです!!

    そしていつも私が好きな話をご紹介しておりますが、一番はやはり31巻から32巻にかけての集大成!
    しかし、それをご紹介してしまうと、これをきっかけに手にとってくださる方へのとんでもないネタバレになってしまうのでそれではなく!
    もうひとつの好きな話!
    コミックス17巻
    「其ノ100 インターハイ その16. 準々決勝 約束」

    伊出は準々決勝の相手、高津平太は一年前に公式大会での試合を約束した選手だった。
    念願叶っての公式試合。
    しかし、試合直前、伊出は高津が腰を故障していることを偶然聞いてしまう。
    相手の不調を知りながらどう戦えばいいのか分からない伊出は滝田に助言を求めるが、滝田は「気にするな」という一言を伊出に与えただけだった。
    滝田の言葉を理解していなかった伊出は、高津の腰を気遣うあまり思うようなプレーが出来ず、決定打に欠けるためどんどん試合を長引かせてしまう。大丈夫だ、と言葉とプレーで伊出を奮い立たせようとするが、痛みのあまりコート上で膝をついてしまった高津。
    しかし、すぐに立ち上がり、平然とした態度でベンチへと戻っていく高津の姿に、伊出は滝田の言葉の意味を理解した。
    俺が吹っ切らなければ、高津の痛みは持続する
    腰に激痛が走りながらも、高津が見せた最高のキックサーブを全力で叩き返した伊出。
    そのキックサーブで限界にきた高津はコートに再び座り込んでしまう
    最後の一ゲーム、最後までコートに立っていたかった…
    悔しそうな高津の願いを叶えるように、伊出はボールを手に高津に視線を送る
    その視線に呼応するかのように、高津は立ち上がった
    あと一ゲーム
    そこに、立っていろ
    誰もとれない、サイコーのショットを決めるから!
    全力の伊出のサーブ
    誰も取れないサーブなら、動かなくても大丈夫だから


    公式大会で試合をするという一年越しの約束を守るための二人と、またそれを見守る大人たちが、あー!なんて不器用なんだろう!!なんて真っ直ぐなんだろう!!!なんて愛しいんだろう!!と読むたびに涙が溢れます!!
    正々堂々としたスポーツの試合だからこそ、テニスに真剣な彼らだからこそ、こういった方法で相手を尊重することができるんだ、と!
    何か悩みがある時や、何かに疲れてしまった時、何かに夢中になりたい時、誰かを励ましたい時、自分に自信を持ちたい時
    そんな時にぜひこの漫画を手にとって、いつでも全力のプレイヤー達に自分自身を奮い立たせてもらいましょう!!!

    日本ではついこの間、錦織圭選手が約一年一ヶ月ぶりにATP世界ランキングで自己最高位タイの4位へと浮上しました!
    錦織選手を筆頭に、これからも日本選手達が熱いテニスの試合を見せてくれることでしょう!!
    これからも要注目のスポーツです!(*゚ω゚)

    ということで、今回は羅川真里茂先生作
    『しゃにむにGO』をご紹介致しました!
    また次回っ!!ヽ(゚∀゚ゞ


    (声優 : 守屋ユウ)
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